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イチロー選手200本安打とペドロイア選手

2008921

宇佐美 保

イチロー選手の8年連続200本安打記録にケチをつけるわけではありませんが、(ケチを付けているようなものですが)200本安打の200本は、10進法だからこそ、一つの立派な区切りとなります。

しかし、

12進法(1ダース、2ダース、3ダース・・・)で数を数えるなら、200本ではなく
240
(=12×20ダース)が綺麗な区切りとなるでしょう。

2進法(拙文《012進法)は空色ではなく片手で31も数えられる方法》をご参照下さい)では、24(=2×2)、8(=2×2×2)、16(=2×2×2×2)、以下同様に、3264128、そして、

256(=2×2×2×2×2×2×2×228乗)が、が一つの区切りになるでしょう。

(その前では128本では少な過ぎます)

ですから、200本それ自体には、私は余り価値を感じていません。

(単に、私達の今の社会で数を数える手段が、10進法であるが為でしかありません)

 

ですから、200本に拘るイチロー選手に対してチームメートは批判的になるのは当然と存じます。

例えば、『週刊文春(2008.6.26号)』には次のように書かれています。

・・・シアトル・マリナーズは、二十四勝四十五敗で(以下、成績はすべて十五日現在)、
ア・リーグ西地区で首位から十七・五ゲーム差。すでに優勝は絶望的だ。

「開幕直後に抑え投手が故障したのがケチのつき始め。チーム内のゴタゴタも噴き出しました」(メジャー担当記者)

 今月四日、ライバルのエンゼルスに三タテを食らった試合後の会見では、マクラーレン監督が大荒れ。

FUCKな負けには、もう飽き飽きした。ファンもFUCKウンザリだ。選手もFUCKウンザリだ」

 と、FUCK十三連発。

その模様は、テレビ中継された。二人の日本人選手への風当たりも強くなった。

チーム公式HPによれば、
この試合の負け投手シルバが、
自分のためだけにプレーする選手がいる。二安打したら喜んで、チームが負けても知らないとかね

 と発言。同HPの掲示板に、「イチローのことだろう」と書き込みがあった。

その試合、イチローは五打数二安打だった

・・・


 

 更には、拙文《イチロー選手は凄いけど松井選手はより凄い(10月7日改)》の記述を抜粋して再掲します。

 

 そして、更に、李啓充氏が週刊文春(2004.9.30)に書かれた「大リーグファン養成コラム「イチロー自分勝手」の批判」に納得するのです。

(全文を引用させて頂きたいのですが、一部をカットして引用させて頂きます。)

 

ESPNマガジン』最新号に、元ニューヨークタイムズのヤンキース番記者だったバスター・オルニーが、
面白い記事を書いていた。・・・

ジョージ・シスラーのシーズン最多安打記録挑戦中のイチローが、
なぜ「自分勝手」と非難される
ようになったのだろうか?

 そのきっかけは、989日と、2試合続けて
2死二塁の場面でセイフティ・バントを試みたことにあった。
2回とも結果はアウトだったが、
「バントが成功しても点は入らない。
打率
1位とヒットで走者を返す確率の一番高い選手が、なぜバントなのか?」と、批判が噴出したのである。
・・・

「守備側が警戒しない場面でバント安打を決めたいのか。チームの勝利よりも記録が大切なのか」
と結論づけて、ガッカリしているのである。

・・・

 この記事の内容を裏付けるイチロー選手の発言を嘗てテレビで耳にしました。

それは、イチロー選手が、所属するマリナーズの、ア・リーグ(西地区)で最下位からの脱出策を質問された際、

“チーム・メートが各々自分達の持ち味を発揮するようにすれば良い”

と答えていました。

 

 

 このイチロー選手のコメントから、

イチロー選手は
専ら「持ち味である年間
200本安打の達成」を目指せば良いのだということになります。

 

 このイチロー選手の自論を、彼のオリックス時代、試合に負けてしょんぼりしてバスに乗り込んだら、仰木監督から、“選手は、各自自分達の持ち味を発揮するようにすれば良いのであって、後は、監督の責任である。お前は今日2安打打っているのだからくよくよする必要は全くない!”言われ、イチロー選手は、“このおっさん凄いことを言うな!”と仰木監督に感銘し、依頼、監督に心酔していると、以前、(テレビの前だと思いますが)語っていたのを記憶しています。

 

 イチロー選手は、この仰木監督(今は亡き)の言葉を金科玉条として大事にしておられるようですが、この言葉は、仰木監督ご自身が、「西鉄ライオンズの黄金時代」の2塁手として活躍されていた時代の名監督三原氏の言葉なのです。

 

 当時の最強のスラッガーで3塁を守っていた中西太氏の著述「西鉄ライオンズ 最強の哲学 :ベースボールマガジン社」には、次の記述があります。

 

三原は「勝負の責任は監督にある」と明言していた。

 選手が自分のベストのプレーをしそれを束ねて作戦やセオリーを実行するのが監督である

 

 

 しかし、次の記述もあります。

 

 三原ノートにはこんな一節もある。

「野球は個々のプレーで勝敗が決することもままあるが、多くは協同・連携プレーで勝敗が決まる。投手が独り相撲をしてもいけない、打者が個人的功名心に走ってもいけない。重大なときに野手が失策すると、そのことだけでせっかくの勝利を一瞬にしてフィにすることも多い。みんなの総力が結集されて、初めて勝ち進むことができる

 

 

 監督は、各選手が能力を最大限に(チームの勝利へ向けて)発揮できるように、場合場合に応じて、色々な言葉を用いて選手を鼓舞しているのだと存じます。

ですから、イチロー選手が、ヒヨっ子状態のときに監督に言われた言葉に、大リーグでも名選手と言われる今となっても、しがみ付いているのは賢明な選手とは言えないでしょう。

 

 因みに、イチロー選手の話とは外れますが、中西氏のこの著述の中には、次のような、江本孟紀氏の有名な”ベンチがアホやから野球がでけへん”に関する記述もあります。

 

 

 思い出したくない話ついでに、もうひとつ。

 81年、私が阪神の監督時代の話である。79年にコーチとして3年の契約をしたが、80年の途中、新人・岡田彰布の起用をめぐつて、前監督のプレイザーが退団。シーズン中から代理監督を務めた私が、翌年には監督になった。

なんとか3位をキープしていた8月末の広島戦だ。先発した江本孟紀が好投して7回まで41とリードしながら、8回に3連打を浴びて1点差になった。二死二塁で、打者は八番・水谷新太郎である。

敬遠か継投があり得る場面だが、私は江本を続投させ、勝負を指示した。九番に入つていたピッチャーもバッティングがよかったし、第一、水谷を歩かせれば逆転のランナーになる。しかも、代打が出てくる公算が高いのだ。だから、水谷勝負。

作戦としては、間違いではない。それが、たまたま江本が打たれて同点になった

降板した江本が、腹立ちまぎれにもらした捨て台詞の断片が、新聞記者に拾われる

それを、おもしろおかしくつなぎ合わせたのが、

ベンチがアホやから野球がでけへん

 という有名なひと言だ。

 まあ、私は悪者になっていい。若い時期に監督をやった反省から、コーチが天職と思い定め、死にものぐるいでやっていた時期だ。また、初めての一人暮らしでもある。

甲子園近くのマンションで、風呂を空だきするなどの失敗をやらかしたりもした。そして3年契約の最終年に、プレイザーの退団でたまたま監督というおはちが回ってくる。

 当時、掛布雅之や真弓明信などが看板選手に育ち、阪神は新旧交代の時期にあった。

実は江本も、その年限りの退団が決まっていた。だから、球団から処分を受けたとはいえ、結果的にあの事件は彼にとってよかったのである。どこにでもある現役引退のはずが、名前が売れ、本が売れ、参議院議員にまでなるのだから

 

 それにしても、マスコミは怖い。

江本の場合は意図的にマスコミを利用したわけではないが、結果的にねつ造にも近いマスコミの報道が、江本にとってのジャンプ台になったのは確かだ。

 

 

 この中西氏の記述からは「アホなのはベンチ」ではなく、「江本孟紀氏」であり「マスコミ」だった事が分かります。
しかし、マスコミは「アホ」と言われようとなんと言われようと、読者に興味を湧かせる記事が書け、新聞が売れればよいのでしょう。
 そして、大打者であった中西太氏をして“マスコミは怖い”と言わしめたマスコミを手玉に取っているイチロー選手は「大した玉」と言えるのかもしれません。

 

 

 なにしろ、今回のイチロー選手の快挙を日本のマスコミは挙って賞賛しているのですから!

 

 

 更に、『週刊文春(2008.7.10号)』の記述を抜粋させて頂きます。

 

 「特権を与えられているが、トレードされても驚かない」(624日『スポーティング・ニュース』電子版)

「チームの改革を考えるなら、放出を検討すべき」(翌日の『スポーツ・イラストレイテッド』電子版)

・・・

 イチローへの風当たりは他の報道でも強い。

「試合前に外野で行なうストレッチが長く、ほかの選手の練習に差し支える」

「イチローのキャリアはリクライニング(下降気味)」

 確かに、今季は八十一試合目に百安打に到達したが、これは過去八年で一番の遅さ。打率も六月三十日時点で三割未満と、今までと比べれば「不調」といわれても仕方のない成績だ。

 その一方、コメントの方は絶口調〃。微妙な判定に不満を示し、「審判が退場すべきだった」。借金二十となった試合の後には、「見てる人も、酒でも飲まなきゃやっとれんわね。オレも飲もうかな、試合中に」

 チームメートについて、「すごく弱い選手が多い」と批判したかと思えば.、新監督に関しても、「全然期待してなかった」。まさに大口叩き放題なのだ。

 

 

 ここでもう一度、中西太氏の著作から引用させて頂きます。

 

(三原ノートからもう一節)

監督の指揮に批判的な言動をなしてはならない
優秀な選手になればなるほど、自身の影響力が大きいことを考慮して行動しなければならぬ
選手は自分の技術を契約によって金銭に換算しているわけで、
自分の能力を最大限に発揮することが、自分の価値を高めるゆえんであって、
監督の指揮とか権限を批判したり、侵したりする能力によって価値が決められるものでほない。
監督の良し悪し、指揮力、指導力の良否はファンと戦績がこれを示し、
これの判断によってオーナーがこれを決定するものである。

 

 

 このように、イチロー選手の恩師である故仰木監督の又その恩師であられた故三原監督は、このように、優秀な選手になればなるほどに「監督批判」を硬く戒めているのです。

優秀な選手でもなかった江本孟紀氏は兎も角、年俸約20億を貰うイチロー選手はこの三原監督の言葉をしっかり胸に叩き込むべきと存じます。

 

 

 このようなイチロー批判は殆どないのは、私はとても異常だと存じます。

なにしろ、イチロー選手の活躍は、とてもその高額な年俸には値しないと存じます。

彼の所属するマリナーズは、最下位中の最下位です。

それに、彼自身の打撃成績は、誇れるのは安打数200本だけです。

 

優勝争いをしているレッドソックスの大リーグでの活躍が3年目の
ペドロイア2塁手は、203打っています。
(彼は打席数稼ぎの1番に拘らず、4番も打ったりしていますから、
打席数(=打数+四球数)もイチロー選手より2割ほど少ないのにです)

その上、他の打撃面の数字も、次の表に見るように、
14部門中11部門でペドロイア選手が優位で、
イチロー選手の優位なのは、3塁打数、四球数、盗塁数の3部門だけです。

(下表で、赤数字はイチロー選手が優位、青数字はペドロイア選手が優位である事を示しています)

 

 

選手名

試合数

打数

得点

安打数

2塁打

3塁打

本塁打

打点

イチロー

151

639

96

200

17

7

6

40

ペドロイア

149

622

114

203

50

2

17

79

岩村

143

595

85

165

30

7

6

43

 

選手名

塁打数

四球数

三振数

盗塁数

出塁率

長打率

打率

OPS

イチロー

249

48

58

43

.364

.390

.313

.753

ペドロイア

308

18

48

17

.377

.495

.326

.872

岩村

227

65

121

7

.351

.382

.277

.732

 

 

 そして、最近、打者の評価基準としては、OPS(=出塁率+長打率)が最も重要視されていますが、これでも、ペドロイア選手がイチロー選手を遥かに凌駕しています。

そして、守備でも再三巧プレーを演じています。

OPSが、0.8以上で大リーグの一流選手、0.9以上でスーパースター、
ですから、この面からでは、
OPS.753のイチロー選手は並みの打者と言う事になります)

 

 更には、このペドロイア選手のレッドソックスと優勝争いをしているレイズの岩村明憲2塁手のOPSもイチロー選手からさほど劣っているとは言えません。

なにしろ、岩村選手の打率はレイズの中ではトップなのですから、そして、その打撃成績の中でレイズは優勝争いをしているのです。

又、岩村選手も巧プレーを連発してレイズを勝利に導いています。

 

 なにしろ、

最近では、岩村選手がバッターボックスに立つと、
スタンドからは“アキ!アキ!”の大合唱が湧き上がったりするのですから!

 

 

 一体全体、日本のマスコミはどうなっているのでしょうか?

闇雲にイチロー選手を賞賛したり、そして又、「大した玉でもない」(そのように下種の私が感じるのですが)江本孟紀氏を持ち上げて参議院議員にまで押し上げたりしたするのですから、こんなマスコミに操られる日本の将来が思い遣られます。

 

 

 でも、こんな日本のマスコミの中で、真っ当な見解を披露している記述を見つけました。

それは、『週刊文春2008.9.25号』のコラム「新聞不信:新聞はイチローに甘すぎる!」でした。

私は、このコラムの内容には、今まで一度として、共感した事はなかったのですが、今回だけは、全く全面的に共感しましたので、全文を掲載させていただきたく存じます。

 

 

 前々から思っていたのだが、新聞のイチロー報道は、少し甘すぎるのではないか。

 日本人選手が増えるのに比例して、大リーグの結果が朝夕刊で報道されるのは当然のことだが、「8年連続200安打まであと何本」と、イチローの安打数に一喜一憂するがごとき報道が続くのは、長年の大リーグファンとしてなんとも納得しがたい。

 たしかに、これは大リーグにあっても大記録なのだろう。それが日本人打者によって達成されるのは喜ばしい。

しかし、はたしてイチローは無謬の打者なのか。イチローの所属チームは一位から三十ゲーム以上も離され、哀れなほど弱い。そんなチーム状況をヨソにイチローは自分の安打を増やすためだけに野球をしているように見える。むしろ、イチローが自分の記録を優先したために、チームの勝ち星が増えないのではないかとさえ思われてくる

 日本の新聞にはそのような視点での報道はない。しかし、アメリカのメディアは、チームメイトのなかにもそういう批判があることを報じているようだ。

 実際、九日のゲームでは、第四打席に右足つま先に死球を受けながらも、審判に促されるまで一塁に走らなかったことが報じられている。チームのために出塁するより、安打を稼ぎたかったのだ。ある夕刊紙は、イチローの「セコさ」として揶揄していたが、まさにその道りだ。ところが一般紙ではこうした批判的な報道は見受けられなかった。

 とにかく最近は、「イチロー4安打 200本へ残り10」(十一日付朝日夕刊)とか、毎日もこうした見出しのあとに「『8合目』…大きく前進」といった具合で、イチローのコメントを共同配信で伝えていた。例によって、高邁な安打論である。

 レッドソックスの松坂の制球力のなさについては、「地元もため息」(十日付朝日夕刊)と自社の記者の冷静な記事もあるのだから、こうした筆調の記事が、なぜイチローに関してほ少ないのか。イチローの巧妙なメディア戦略で、野球の面白さが封じられているように思う。

 死球を受けたら塁出ろよ、自分のわがままを押し通してはいけない、と忠告するのが記者の務めである

          (翼)

 

 

 更には、この号の『週刊文春』には、鷲田康氏(ジャーナリスト)の次のような記述もあります。

 

イチローの日本代表

 

 ただ今回、それ以上にイチローに問われるのが、組織のリーダーとしての資質ではないだろうか。

 第一回大会ではいわゆるイチロー・チルドレン〃を引き連れ、グラウンドでは檄を飛ばすなどチームを引っ張る姿がクローズアップされた。どちらかというと孤高の人というイメージが強かったが、WBCを契機にリーダーとして脚光を浴びることになった。

 だが、その一方で、大会中もチームとは別の超高級ホテルに泊まり、ミーティングにもほとんど参加しなかった。それでいて選手が球場に着くと外野でストレッチをしている姿に「イチローさんはスッゲーツ!」と尊敬の眼差しを送った選手もいれば、「何で……」と不信感を持った選手もいた。

特定の選手にはリーダーだったが、完全にはイチローをリーダーと認めない雰囲気もあったのが実情だった。

あんなこと初めて。美しくない!

 九月十一日(日本時間十二日)のエンゼルス戦で浅い飛球をスライディングキャッチしようとしたが、失敗して約一メートル、外野の芝生をダフってしまったときのセリフだ。あくまでスタイルにこだわるイチローらしい言葉だった。

 自分主義。自己愛。イチローの存在感を支えるのは、圧倒的な技術力に裏打ちされたこの自分に対する執着心である。それがプレーヤーとしてのイチローの強さでもあるが、逆に周囲との協調を求められるリーダーとしては、どこまでその自己愛を捨てられるか。

それがポイントでもある。

 

 

 WBCで日本チームが優勝した後のマスコミからは、“大会中もチームとは別の超高級ホテルに泊まり、ミーティングにもほとんど参加しなかった”との話を聞かされた事はありませんでした。

全て、イチロー讃であり、イチロー様様でした。

 

 私の知人は、イチロー選手が好きでなかったのに、WBC後はすっかりイチロー選手の虜になってしまったようでした。

 

 一方、疑い深い私の心は益々、イチロー選手から離れて、大リーグのテレビ中継でもマリナーズの試合は見ませんし、NHKBS1放送でのMLBハイライトの番組も録画してあっても、イチロー選手の場面を飛ばしてみています。

なにしろ、「自分主義。自己愛」のイチロー選手の談話には、今まで、彼を支えてくれた方々への感謝の言葉が皆無なのですから。

 イチロー選手を育て上げた、「チチローさん」はどうなさったのでしょうか?

イチロー選手のトレーニング方法を教えた方の御名前も彼の口からは最近聞きません。

 

 

 それから、イチロー選手のチームメートの城島捕手の出番が最近すっかり少なくなったのは、彼の打撃不信もありましょうが、他のチームメートのイチロー選手への不満のガス抜きのために、犠牲(人身御供)となって干されているように思えてなりません。

 

 それでも、シーズンオフには、城島選手は「大好きな釣り」に現を抜かすことなく、野球漬けの日々を過ごして来期に備えて欲しいものです。

(そういえば、以前、ロッテのエースだった黒木投手がテレビで“シーズンオフは、野球の事は全て忘れて、大好きな釣り三昧に耽る”と語った翌シーズンからエースの座からあっという間に滑り落ちて行ったと記憶しています。

 

 

 そして、イチロー選手も、仰木監督の“チーム・メートが各々自分達の持ち味を発揮するようにすれば良い”との言葉を卒業して、次は、

かつての大リーグの名投手ノーラン・ライアン氏の名言
良き選手は、良き人間たれ!

を目指して下さる事を願ってやみません。



(補足)

 それにしましても、松井秀喜選手は左膝の古傷の悪化から今シーズンの活躍を棒に振ってしまった事は誠に残念な事です。

 

 しかし、松井秀喜選手が日本のジャイアンツに於いて、長嶋茂雄氏ではなく、王貞治氏にバッティングを教わっていたら、左膝の負傷もなく、より偉大な打者として大リーグのスーパースターとして活躍していたと思うと、残念でたまりません。

 

 イチロー選手も、オリックス在籍時の監督が仰木氏ではなく、別の方(例えば、中西太氏)だったら、イチロー選手は、今や、誰からも非難を受けることのない大リーグのスーパースターになっていたかもしれません。

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